ArcGIS API? or Leaflet?
ArcGIS プラットフォームを利用して Web アプリを開発する際に、JavaScript ライブラリの選択肢は大きく2つに分かれます。
ArcGIS API for JavaScript
ArcGIS が提供する Web API です。ArcGIS に最適化されたライブラリであるため、ArcGIS のリソースをフルに活用することができます。ArcGIS プラットフォームを使って開発を行う際の一番の選択肢となります。
Leaflet
Leaflet はオープンソースの地図アプリ開発用ライブラリです。機能はミニマムで非常に軽量な設計となっており、モバイル Web にも適しています。Leaflet は機能拡張を行う際は、プラグインを適用するエコシステムを採用しており、ArcGIS リソースを利用するための Esri Leaflet プラグインがオープンソースとして公開されているため、Leaflet ベースの ArcGIS Web アプリの開発が可能です。
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Esri Leaflet
Leaflet アプリで ArcGIS リソースを利用するためのプラグインです。
比較
Esri Leaflet | ArcGIS API for JavaScript | |
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サイズ | 軽量(機能は外部プラグインで拡張) | やや重量(機能をモジュール インポート) |
特徴 | 連携に強い | GIS 機能に特化 |
ArcGIS サービス | 限定的(※開発による拡張は可能) | 全てのサービス |
投影法 | Web メルカトル・WGS 1984 のみ (Proj4Leaflet を使用することで他の投影法も利用可能) |
Web メルカトル・WGS 1984 以外の投影法をサポート |
技術サポート | なし(オープンソース) | あり |
UI コンポーネント | なし(サードパーティー フレームワークとの連携が必要) | あり(Dojo Toolkit) |